日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

7月9日(木) コロナメ

ここ数日の日記も少しずつ書き溜めてあったのだけれど、今日はもうそれを書き上げられそうにない。だいぶ疲れてしまった。

 

コロナとの先の見えない闘い。とはわかってはいたものの、店舗休業をなんとか共に乗りきってくれた戦友であるところのスタッフさんたちのプライベートに、次々と、思いがけずさまざまなかたちでコロナが影を落とし、徒然舎にも、今月に入り一気にいろいろな悩みが生まれてしまった。

直接対決だった(というより徹底的に逃げた)春よりも、タチの悪い苦しめられ方。本当に憎い。

とはいえ。いまや世界中が、現状維持というせめてもの願いすら叶わない厳しい闘いを強いられているのだ。みんなこの腹立たしい日常の中にいるのだ。この世の中を、受け入れて、理解して、考えて、前に進んでいくしかないんだ。ないんだ。

 

入浴剤を多めに入れたお風呂に浸かって、鶏団子を入れた卵とじうどんを食べて汗をかいて、ダイアンのYouTubeチャンネルを見て笑ったら、ちょっと心が落ち着いた。

信頼できる何人かに、相談のメールを送る。しばらくは心配な雨続きだから、お客様も少なめだろう。ゆっくり考えよう。できることをやろう。あんまり無理しないようにしよう。

梅雨は必ず明ける。

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倉庫を発掘していたい