日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

2月25日(土)

昨夜はもう頭がぐるぐるするほど眠くなってしまい、日記も最後の段を書き上げられず寝てしまった。思っていたより寒くて体が冷えてしまったせいもあったのか、明け方までは一気に寝た。

朝礼のあと、除籍本100均フェアの準備。わたしの責任で続けている意地のフェア。一冊ずつが大きくて重い洋書を棚に詰める。店に戻って、文庫の新入荷を撮影してから棚に入れ始める。しかし途中で開店時間となる。開店してすぐ、いつも文庫をお持ちくださる常連さんの店頭買取。

今日明日はアルバイトさんが値札貼りのできる日だと聞いたので、とにかく値札づくりを進める。「日本の古本屋」に入力済みのものは、値段は決めてあるのですぐに値札をつくれるのだが、入力時から今日までのタイムラグがあるので念のため確認して微調整する。ひと月くらいでも、相場が微妙に上がり下がりする。「日本の古本屋」登録本ばかりでは値段が高めで硬めのものが多すぎてしまうので、安めのもの、柔らかめのもの、文庫やコミックなどを織り交ぜて値札をつくっていく。単純作業なのだけど、そうでもなくて、手間はかかる。ただ、手間はかけたい。

昼食を買いに行きがてら交番に寄る。昨年末頃から店の横にずっと放置してある自転車の件で相談に。警察官が見に来てくれるとのことで店に戻りかけるが、途中で持ち主がわかり、再度交番へゆきその報告をする。改めてスーパーで昼食を買い、クリーニングも預ける。強風のなか思いがけず歩き回ることになり疲れる。昼は作業場で、いなり寿司とチキン竜田揚げ、チゲスープ。「本日はダイアンなりシーズン2」途中まで。芸風だから仕方ないけど、食事中の屁ネタはキツい。

今日は作業場で太閤堂が大市に向けた作業をしているため店に戻り、値札づくりを進める。出張買取のお問合せや、公式LINEでの通販のお問合せにもお答えする。ときどき無性に寒くなり、ユニクロの薄いダウンベストを着てみたり、お菓子をむしゃむしゃ食べてみたりして紛らせながら、閉店時間まで。

イベント出店がない時期が続き、遠出らしい遠出も、静岡の買取以外していない。なんでもない観光旅行に行きたいなあという気持ちが湧いてきているけれど、春の大市が終わるまでは、なんとなく落ち着かず、実行には移せない。せめてホテルのデイユースとか行きたいなあと思うが、旅行支援のせいかアフターコロナなのか、すっかりプランがなくなってしまった。花粉と黄砂にやられはじめた肌を、温泉に入り続けて癒したいなあ。

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