日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

3月28日(木)

寒さはほどほど。ようやく冬の出口が見えてきている。そりゃあもう3月も終わりなのだからそうだよなあ。寒いせいでまだ冬のような気持ちで、関西蚤の市まであと1ヶ月だとはとても思えない。

朝礼のあと、倉庫へ。関西蚤の市に向けての準備を本気で始めなければ。この期間、催事に持っていくものの全貌が見えてくるまでの期間が、何度経験しても精神的にきつい。商品が揃ったな、これで安心だ、と一瞬ホッとするものの、次はどう陳列するかで悩み始める。当日、陳列を終えてイベントが始まり、お客さんたちの様子をみて微調整していく、そのうちに「これでいこう」という形に落ち着く、そこまでいってようやく肩の力が抜け、イベントそのものを楽しめるようになるのだけれど、ここまでの道のりは、いつもなかなかに険しい。挫けそうになることも多々。それなのに今年もほぼ毎月のようにイベントがもう決まっている。おかしなものだなあと我ながら思うけれど。

[ここまで書いて寝落ち]