日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

3月24日(日)

太閤堂は朝から大市へ。理事長の職にあるので大会委員長としてなにか挨拶するらしい。クリーニングしておいたジャケットは持って行ったようす。

朝礼のあと、混沌としていたレジカウンター前の文庫と大型セット本を撮影して棚に差す。最近は岩波文庫の赤が入荷することが多くて、追加しては売れていくものの、徐々に増えていっているのが嬉しい。

寒いし雨だし暗いけれど、コンスタントにご来店があり嬉しい。買取のお持込もあり、昨日お預かりしたお客様も皆さんいらっしゃる。「岐阜駅本の市」以後、特に事務がなかなか締まらず、そこに決算も重なって、しばらく棚の手入れにじゅうぶん時間を割けずにいたけれど、ようやく向き合える。次のイベントも控えているので心の片隅は落ち着かないけれど、店の手入れと準備を両立していかないと。

以前、求人記事のモデルになってくださったり、とにかくいつもお世話になってきたリトルクリエイティブセンターのSさんが今月末で退社すると挨拶に来てくれる。残念、だけど、ずっとここまで休みなくがんばっているように感じていたので、自分が会社員という立場だった頃の気持ちを思い出すと、ちょっと立ち止まってみる時間も必要だったのだろうなあ、と思う。ただ、経営者の側からの視点だと、退職はショックだし、簡単に穴埋めはできないだろうし、いろいろと大変だろうなあ…と考えてしまう。

家から持ってきた冷凍オムライスと、ほうれん草とベーコンのフリーズドライスープでお昼。作業場はあらかじめエアコンをつけて暖めておいたので、なんとか過ごせる。「本日はダイアンなりシーズン2」クセのないヤギ汁そばをユースケに食べさせたい津田。奥さんがブログに書いていた通り、美味しかったものは人にも食べさせようとするようになっているよなあ。それを西澤も食べる。昔、一口ちょうだいは嫌、って、2人とも話してなかったっけ。なんだか微笑ましい。

明日の給料日を前に、給与振込の予約手続。本来はもっと早くやりたかったけれど、「岐阜駅本の市」の振込で連日、一日の限度額に達してしまい、ギリギリになってしまった。今月になって急にバンバン振り込むので何か怪しまれているのか、いつもと違う確認をされて手間がかかる。安全策をとってくれるのはありがたいけれど面倒ではある。しかしこんなことをBOOK DAYとやまやTOKYO BOOK PARKの方々はやってくれていたのだよな…と、本当に改めてありがたみを感じる。そのご恩は、岐阜駅本の市で返していけたら。

作業場に戻り、手を真っ黒にして文庫を仕分けていたら、太閤堂が帰ってきた。せっかくなので、買ったものも引き取ってきたとのこと。伝票を見せてもらうと、わたしも太閤堂もスタッフもそれぞれ数点ずつ買えている。久しぶりの大市入札だった割には健闘できていてホッとする。

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  • 今日聴いたもの…空気階段の踊り場(鬼越トマホーク坂井の結婚式に元アイドル妻のオタクたち参列。かたまりが倒れて、電話を繋いだファンがそれぞれみんないい感じ)、アンガールズのジャンピン(そういえば聴いてなかった、と思ってオードリーANNアンガールズ田中ゲスト回を頭からちょっと聴いてみて久々に若林の声と喋りを聞いたけれど、なんというかどうもしっくりこず、冒頭の1人トークの途中で切ってしまった)