日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

8月4日(金) 夏負け

昨夜は倒れ込むように寝た。夜中に何度か目が覚め、朝方にふと気になって体温を測ったら微熱が出ていた。とにかく身体が熱い。発熱って寒気がするんじゃなかったっけ、と思いながら、頭を冷やし、水を飲む。

太閤堂が起きるのを待ってドラッグストアに抗原検査キットを買いに行ってもらうが、薬剤師がいないと買えないと言われ、10時まで買えず。時間ぎりぎりになってしまい、愛知への出張買取に慌てて出かけてゆく。

休む旨をスタッフにLINEし、とにかく抗原検査をしよう、と思うが、なんてややこしいのか!試薬に唾液を落としたら線が出る、程度のものかと思いきや、学研の学習ふろく並みの手順がある。熱でガンガンする頭でこの説明書を読むのはなかなかにしんどい。一刻も早く結果を伝えねば、という責任感を湧き立たせてなんとか説明書に挑む。15分後、ぶじ陰性とわかりホッとすると空腹に気づき、ご飯にしらすとネギを乗せて醤油をかけて食べる。納豆も食べる。くちくなって、寝る。

少し寝て、起きて、を繰り返す。「かき氷」の旗が届きましたが…と戸惑いのLINEが店から届いている。かき氷を作れる日はコレを出してそれとなくみんなにお知らせしたらいいじゃん、と元気なわたしが注文したもの。タイミング悪くて苦笑するしかない。

また寝て、起きたら、産休のスタッフから「産まれました」とLINEが来ていて驚く。予定日よりかなり早い。彼女に似た赤ちゃんの写真がかわいい。しかしまたなんで自分はよりによってこんなめでたい日に体調崩してるんだ…!と呆れもする。

その報告も見ていないようだった太閤堂から、体調悪くて車で休んでる、と連絡がくる。買取は終えたものの、まだ運転して帰れないという。夫婦は体調崩すタイミングも似るのか。同じ仕事を一緒にしているから仕方ないのかもしれないが、そこは似ないでほしいのに。

熱は朝方の37.8度がマックスで、37.1度〜37.5度あたりをうろうろしている。コロナでないとしたら、この熱はなんだ。店に戻るためにも診察を受けようと思い、発熱の件を先に電話で伝え、ふらふら歩いて内科へ。居心地のよくない個室待合に通され、かなり待ち、ようやく診察。フェイスシールドの先生に、喉も鼻も炎症や症状が全くないということはなんらかの感染症ではないので、これは、夏バテ、というか、「夏負け」ですねと言われる。負けてしまったのか。

調剤薬局で「清暑益気湯」というわかりやすい感じの漢方をもらう。汗をかいたほうがいいです、と言われたので、セブンイレブンで魯珈とエリックサウスのカレーを買って帰る。ぶじ帰宅した太閤堂と、汗をかきながら食べたので、朝には元気になっているはず。

f:id:tsurezuresha-diary:20230805011405j:image昼過ぎに作ったマンゴーラッシー。美味しい。でも、こういうのばかり飲んではだめ

  • 今日聴いたもの…ハライチのターン+アフタートーク銀シャリおむすびラジオ、銀シャリおトぎばなし、ミルクボーイ煩悩の塊(気を紛らわせたくて無理やり聴いてたけど、さすがに熱のある頭には芸人ラジオの元気な声は不快に響くこともあった…)