この暑さで、身体中に熱が籠っているようで、発熱してしまったような不安に襲われるのだが、測るとそういうわけでもない。エアコンの設定温度を下げすぎた火曜日からなんとなく喉や耳の奥が痛い感じがあって、昨夜は風邪薬を飲んで早めに寝てみたら、今朝はほとんどいつも通りになっていてほっとする。そういえばコロナ禍が始まってから一度も風邪を引いていない。
最高気温39度予報にげんなりし、なかなか店の外に出る気持ちになれず、値札づくりや事務ばかりしてしまう。開店すると、それでもぽつぽつとご来店があり、来てくださってるのだから自分も行かねば、という気持ちがようやく湧き、月末の銀行、郵便局まわりを済ませる。月末の割に空いている。
夏休み前の駆け込みなのか、あるいは暑くてパソコン前で過ごされているのか、公費の注文が多い。押印を済ませてから昼食。作業場では太閤堂が古本まつりのチラシの相談をしているので、狭くて暑いバックヤードでコソコソとおにぎり、ひじき、チゲスープ。
昼食後は作業場で本の仕分けとイベント本の値付け。 とにかく暑くて思うように作業が捗らない。迫ってくる初めてのイベントへ、焦りと心配は募る。とはいえ、やれることをやるだけ、無い袖は振れない、と自分に言い聞かせ、淡々と進めていく以外にない。イベント前はいつも、どんな本が売れるのか全くわからなくなり、何も売れないんじゃないか、と、自信をすっかり喪ってしまうのが恒例。何度やっても、ちゃんと売れても、いつも不安。
15時頃から近くで雷鳴が轟き始めたが、思ったような雨は降らず、時にかんかん照りの中に雷鳴が響き渡っていて妙な感じだった。閉店時間がきたので作業場を出たら、真っ黄色の変な空になっていた。