1月14日(日)に書く。さすがに昨日は書けなかった。
早朝、身体が痛くて目覚める。伏せった初日からずっと横になっているので、身体は常になんとなく痛くて居心地悪く、背伸びをしたりするのだが、そのたびに内臓も動いて激痛が起こるのを知り苦しんだ。しかしこの痛みはそれとは違う。熱を計ると37.8度。世間的には微熱だろう。ただ、めったに熱を出さない自分にとって、この弱ったタイミングでの発熱はしんどい。カロナールがある、と思ったが、初めて飲む胃炎の薬との飲み合わせがわからず、ネットで調べても確かでなく、調剤薬局に確認してから飲もうと思う。が、開店までまだ3時間もある。
痛みを誤魔化すため、リビングへ移動しマッサージクッションで肩を揉んだり、内臓を動かさないように寝たままあちこちストレッチしたり、クッションを抱いてうずくまったりして、時間が過ぎるのを待つ。こういうときの秒針の遅さたるや。どうしても耐えられず、とっておきの「ミルクボーイの煩悩の塊」を再生。内容は入ってこないけれど声を聞くと明るい気持ちになる。少し聞いてはうとうとし、起きてしまったらまた再生して、と繰り返し、なんとか9時になる。すぐに電話し、問題ないですよ、と聞いてすぐ、ゼリー飲料を飲んでカロナールと胃炎薬を飲む。プラセボでもなんでもいい、これで痛くなくなるんだ、と思ったら安心できて、寝室に戻った。
目覚めたら昼過ぎ。薬はすごい。身体が痛くない。嬉しくて起き上がる。太閤堂はもちろんすでに出勤している。ひとまず何か食べようと、たくさん買ってもらったレトルトからカニ雑炊を選び、小さな豆腐もレンジにかけておかか醤油で食べる。久しぶりにおかずのある食事。満腹になる。食べるとやはり胃は動き、時おりぎゅーっと軋む。仕方なくベッドに戻る。
眠いわけではないけれど、スタミナ切れなのか、とにかく体力がない。横になるとぼーっとしてしまい頭が回らず、せっかくだし読もうと思っていた本を手に取ることもできない。芸人のYouTubeを何とはなく見ては、うとうとする。(チャンネル登録しているお気に入りは見終わってしまい、永野が荒ぶる鬼越やニューヨークのとか、囲碁将棋の西成ロケとか、西堀ゲストのウエストランドとか、ロコディの「8番出口」実況とか(クリアできる気がしてきた))
消化し終えたのか、夕方、ふと動ける感じになり、風呂に入ることにする。少し元気になったら、自分の汚さ臭さ痒さがたまらなくなってしまっていた。久しぶりの湯の熱さは沁みて、シャンプーは爽快で、ずっと被災地のことを考えてしまった。たまったペットボトルのラベルを剥いて捨て、寝室を換気する。いつも通りのことができて、すごく、気持ちが晴れる。
でもまた疲れて横になっていたら太閤堂が帰ってきた。冷凍鍋焼きうどんをつくってもらい、卵豆腐と食べる。9割方がんばって食べ(うどんもよく噛むので疲れる)、食後に杏仁豆腐も少し食べる。すぐに薬を飲む。気配があったので、もう一度カロナールも飲む。
明日は元気になっててよ。ただそう願いながら目を閉じた。