日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

4月5日(水)

ついに大市会ウィークが本格スタート。貧血気味だがいつもより早起きで出発。道中、熟睡。集合時刻より1時間近く早く着いたのでコンビニでサンドイッチとコーヒーを買い車中で朝食。

11時、集合して作業開始。気持ちのアクセルを踏む、その前の暖機運転のように、ゆるゆると、古書会館を整理したり掃除したりするところから。ゆったりと、古書会館が大市仕様になってゆく。

太閤堂の発案で、今回の大市会ウィークは毎日弁当が出る。毎日外食となるとシンプルに面倒なのと、散り散りで出掛けると戻り時間でヤキモキするのと、顔を合わせて弁当を食べていれば雑談でも打合せでもコミュニケーションをとるいい時間になるだろうということから。さっそく打合せ時間にさせてもらい、発送のことや、受付票の記載事項と活用方法を詰める。

午後、ボロボロの備品にどうしても耐えられず、自転車を借りてイオンへ。100均、300均、ニトリと見てまわるが、ちょうどいいものが揃えきれない。特に100均は新生活のために買い出しに来たらしき若者や外国人でごった返し、わかりやすく品切が多く棚がスカスカで、スタッフが品出しに追われていた。その雰囲気も落ち着かず、最後にイオンでハンディモップを買って戻る。

古書会館に戻ると、大阪から出品に来てくださった古本屋さんはトンボ返りされた後で、その荷物をみんなで陳列し始めているところだった。買い出しで足が疲れてしまい、その輪には加わらず、タイムラプス撮影を仕掛けて、備品のことをあれこれする。

夕方前に、おやつの時間。ガラケー、ピッチ、ポケベルなど昔懐かしい話になり、さっきイオンの300均で耳にした、ポーチを選ぶ女子小学生たちのおしゃべりのことを話す。

「これってさー、レトロじゃない?平成ギャルって感じ!」

レトロは既に「平成」なんだなあ…てことは「昭和ロマン」?そうだよなあ、この子たちのお母さんが平成生まれなんだもんなあ…長生きしたもんだなあ…

17時でキリをつけて解散。まだまだ初日、とにかく無理はしないのが大切。

足はジンジン痛いが、帰りに岐阜の100均に寄る。さっき行った店に比べ明らかに売場は広く、品は豊富で、客は少ない。快適に、満足のいくボリュームの備品を買う。名古屋と岐阜の違い。商売について、生活について、考えさせられる。

f:id:tsurezuresha-diary:20230406002959j:imageみんなでよく行くカレー屋のすぐ近くが、ジェイムス・ヘイブンスの始めたFM局になってた

  • 昨日と今日聴いたもの…有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER(酒井・落合月)、ダイアンのTOKYO STYLE + Podcast、ミルクボーイの煩悩の塊