日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

4月2日(日)

体調と同じように気持ちの調子も大きく上がったり下がったりして、やだなあ更年期、と思うばかりの日々。身体と心のご機嫌を伺いながら暮らすのに嫌気がさし、おい、これがあれだ不定愁訴ってやつなんだよ、諦めてニュートラルに戻れよ、と自分に喝を入れる。余計なことを考えだす自分を引き止める。こんな面倒な年頃に、母は父の転勤についてまわって引越しの荷造りと荷解きをし続けていたのか。

今日も晴天となり春祭は無事に開催され、いつもより1時間早く開店する。神輿パレードがないぶん、昨日よりはまちの騒々しさが少なく、古本屋としてはありがたい。本をきちんと見てくださるお客さま、うち目当てで足を運んでくださったお客さまも多く感じる。

亡くなったタイミング、ということもあるだろう、大江健三郎の本などを持ち込まれたお客さまから「万延元年のフットボール」などお買取。

閉店前に、古本屋講座を受けてくださっていた方がご来店。組合加入についてご相談いただく。なんとか仲間を増やしたい一心で開催した古本屋講座。ほんの少しであっても、その最初の一歩に、新たな種の発芽に、貢献できているならとても嬉しい。

明日からついに、大市会ウィークが始まる。イレギュラーなことが起こらざるを得ない日々の中で、みんなそれぞれに緊張やプレッシャーや焦りや高揚感があって、なんとなく社内の雰囲気が落ち着かない。それをなんとかしたいのだが、わたしにも同じく緊張重圧焦り高揚がまとわりついてしまい、いつも通り、ということを見失ってしまう。現に大市会準備があり、3人もの新人アルバイトさんを迎え、穏やかにとはいかないことはわかっているけれど、なるべくみんな和やかに過ごしてもらいたいんだ。みんなに笑顔でいてほしい。

f:id:tsurezuresha-diary:20230403005141j:image おやつは1日ひとつとする

  • 今日観たもの…銀シャリチャンネル(おもちゃを組み立てるだけの最新回、ヘロヘロだった昼休みに半分寝ながら見たら何回かふふっと笑えた!すばらしい)、山田五郎オトナの教養講座(ブロンズィーノ、マニエリスム回)、水曜日のダウンタウン(後半)
  • 今日聴いたもの…銀シャリのおトぎばなし(疲れているとつい銀シャリにいってしまう今日この頃)

慌ただしい時期だけに、聴取時間制限のことを思うと、radikoの再生タイミングを迷ってしまい、ついPodcastにいってしまう。radikoよ、もう少し考えてくれ。