日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

3月6日(月)

くるくると目がまわるような一日で、実際、店を出た時はなんとなく目がまわっていた。お風呂に入ってピルクル飲んだら落ち着いた。

 

来月の大市が、じわじわと徒然舎に攻め込んできている。主催者であるだけでなく、出品者でもあり。主催する我々のグループは若手、新人が多い会のため、大市は初めてというメンバーが多いぶん、我々中堅?中年?の役割が重く。さらに今回は、同日に開催される全古書連総会という、全国各地の、その地域の古本屋のなかではしっかりとしたお店の皆さんが大集合する会議の運営をする理事でもあり。…とにかく、やらなきゃならないことが多すぎるのだ。

大市にガリガリと時間と手間を削られながら、一方で春なのでお買取が増え、お問合せが増え、ご来店も増え、求人もしなくてはならなくて、さらに決算が2月末で。

乗り切るしかないのだけれど、不安が募りすぎる。とにかく余裕が少しでもあるうちに、なんでもできるだけ前倒しでいくしかない。それを頻繁に太閤堂にもスタッフにも伝え続ける。

 

朝イチで新入荷ワゴンの棚入れができたのと、店番中に、店から抜いた本をイベント用に値付けし直せたことくらいが、今日できた店頭仕事。ありがたいことに、武藤良子さんの個展の頃あたりから、店の売上が良い感じで、そのぶん本の減り、棚の乱れが早い。とにかく補充し、手を入れ続け、常に「いい棚」でありたい。

武藤さん個展の精算用明細をまとめてお送りしたら、こんなにしっかりした明細は初めてもらったよ、と喜んでもらえた。事務はきっちりしたいタイプのスタッフBさんとわたしの(癖的な)こだわりの結晶。大市に振り回される時の流れの中に入ってしまったせいで、武藤さんたちが岐阜に遊びにきてくれた日が、だいぶ昔のように感じる。武藤さんとメッセージをやり取りしていたら、楽しかった3日間のことが思い出されて、ちょっと感傷的になる。この山を越えたら、東京に行くんだ。

夕方から、アルバイト応募の方の面接。話が弾む。

その後はひたすらメール連絡やお返事など。じっくり考えて書かなくてはならないものが多く、次々に、とはいかず苦労する。

終礼後、太閤堂もまだ仕事があるとのことで、柳ヶ瀬のモスバーガーに滑り込んでテイクアウトしてもらう。机で食べるバーガーもたまにはいい。なんとなく、仕事してる感が増す。

味わう間もなく太閤堂は食べ終え、倉庫へ。わたしも食べ終えてから事務に戻る。メールに煮詰まると、現金在高のカウントや、今月分の帳簿入力などを挟んで、気持ちを整えてまたメールを書く。もう無理だ、くるくるするーと思ったら22時。帰ろう。

明日は名古屋の市場でぽらんくんと目録の打合せ。

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  • 今日聴いたもの…爆笑問題カーボーイ金スマ裏話と、急逝した笑瓶さんは優しかったという話)、銀シャリのおむすびラジオ(初めて聴いた15分番組。短すぎるよなあ)
  • 今日観たもの…ダイアンのYou&Tube(お風呂に入って観る10分強でワハハハと笑って元気になった)