日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

4月8日(土)

朝早くに太閤堂は出発。父と同い年の大先輩が出品してくださるとのことで集荷に伺う。後で聞くと、前日まで大きな仕事をされていたにもかかわらず、ほとんど寝ずに夜通し出品を作ってくださっていたとのこと。父の年齢も思い、本当にありがたく思う。

今日の「早朝」からメンテナンスに入るはずの「日本の古本屋」は、8時に確認するとまだ動いていたので納品書を印刷しておく。結局9時ごろまで使えていたようで、8:49に注文が入っていて驚く。

とにかく天気が不安定で、雨が降ったり止んだり、急に日差しが出たり、そしてどんどん寒くなる。お客様を望みにくい天気に溜息が出るものの、それなりにご来店はあってありがたい。買取の持込やご相談も続く。

スタッフCさんは名古屋古書会館に大市の手伝いに行っていたため、3人で終礼。その後、よい絵本や大判の新入荷をレジのあたりで撮影していたら、太閤堂が戻る。ボツボツと大粒の雨が降り出す中、お客様へのお手紙を銀行前のポストに投函してから帰る。

大市の様子が気になるけれど、聞いてしまうと、自分にはどうすることもできない心配事が増えてしまい、しんどい。グループLINEでの太閤堂の報告も、読まなきゃと思うが読むと胸がずきんとする。こういうときに見るSNSもニュースも、気持ちを荒ませる効果しかない。このままじゃ寝つけない、どうしよう、と思ったら、いつも読んでいる武藤良子さんのブログが更新されていて、読む。そこには、知っている人たちも登場する、知らない日常があって、なんだかとてもほっとする。

今日は書けない、書かずに寝よう、と思っていたけれど、もしかしたらこの日記を読むことが誰かの気分転換になってるのかもと思えて、書きはじめてみた。

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  • 今日聴いたもの…銀シャリのおトぎばなし、ミルクボーイの煩悩の塊(過去回)(優しい声のラジオしか聴けない)
  • 今日観たもの…本日はダイアンなりシーズン2(途中まで)、ドキュメント72時間(ドールのお話。未知の大きな世界。肌身離さず一緒にいたい、大切な自己投影先、とのこと。わたしにとっては、ぬいぐるみたちだなあ)