日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

9月17日(土)

中途覚醒しながら、今日の弁当はオムライスにするぞ、と思っていたので、ぴたっと目が覚めるとすぐ卵を焼いた。ご飯に混ぜるだけのチキンライスのレトルトがあったので手間はだいぶ省ける。太閤堂の弁当箱はグリンピースを外しながら詰める。ブロッコリーと、わたしの方はクリームコロッケ、太閤堂の方はカレーコロッケを入れたからね、と伝えるも、見分けつかない、と言ってケチャップをちょっと絞っていた。

明日のサンビルに合わせて並べる予定だった和本の木箱を今日のうちに並べる。台風接近中だがサンビルはやるんだろうか。開店前から待っておられた方がいて、すぐに一番大きな箱を買って帰られる。結局6箱中4箱売れていった。壊して捨てるしかないと思っていた箱が、ささやかな値段でも商品になったのが嬉しい。

買取のお持込も、ぽつぽつと。少しずつ調子が出てきてほしい。わっ!というようなお買取に出会いたい。

いつもの仕事を進めつつ、「美殿町本通り」の各種テキスト原稿づくりも手をつけていく。どちらかといえば取り掛かるのが苦痛な仕事なのだが、やり始めればなんとかなる仕事でもある。イベント準備期の不安とストレスは、何度やっても慣れることはない。出る側でもそうだし、主催側となるとさらに大きなものがのしかかってくる。それでも、お客さまや出店者さんや商店街の方々の笑顔を見たり、楽しそうな声を聞くと、ああ、やってよかったと思ってしまう。ではまた来年、と言われると、引き受けてしまう。本の楽しみを届ける、本好きな人の期待に応える、裾野を拡げる等々の使命感も、ないわけではない。またどんどんと近づいてくる。なんとか、楽しく、進んでいきますように。

昼、早い時間に行ったのに八百屋でラスト2袋を買い占めることになったもやしと、昨日買ったキャベツを敷いて、豚しゃぶ肉を蒸して食べる。途中で味噌豚骨スープの素を足し、キムチを添えてピリ辛味噌ラーメン風に完食。あとはツナサラダ。炭水化物を控えることに成功。

f:id:tsurezuresha-diary:20220918010201j:image