日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

4月23日(土) イベントシーズンが始まるということ

久しぶりにしっかりとした怖い夢を見て、怖さで目覚める。朝かと思えばまだ太閤堂の夜の自由時間中で、3時台。なんとか悪夢を払拭しようと、いつもの猫ライブカメラを見たり、日記を更新したり、ダイアンのラジオを流してみたりするも目が冴える一方で、Audibleで宮本常一『忘れられた日本人』を聴いてみたら寝つけた。

そんな睡眠だったので弁当をつくる感じでもなく、チーズとハムのトースト、カップスープ、ヨーグルトを食べて出勤。低糖質のパンは「ふすま」感がやっぱりあまり得意ではなくて、カリカリに焼いた。

来週金曜土曜の「BOOK DAYとやま」準備が佳境。ちゃんとした本がちゃんと売れるイベントという印象があるので、なにかに特化するのではなく、うちの店らしいふつうの品揃えでいくつもり。直近のイベントや店頭でなぜか売れなかった本は、値段を全部チェックして調整していく。スタッフが値札作りをしてくれて、そちらも150冊くらいできる。明日明後日のアルバイトさんに値札貼りと本の手入れをしてもらえば完成できそう。それでも、当日スタートその時までずっと、最善を尽くせたのか?と、不安で自問自答し続けてしまうのがイベント出店。10年やってもそのプレッシャー、ストレスは消えない。

夕方から太閤堂とスタッフが続けて、3回目を打ちにいく。ふたりとも、自分を鼓舞するようなテンション上がるような感じのTシャツを着てるのが面白い。明日は(余裕かましている太閤堂も潰れた場合)店番がスタッフと2人になるのが少々不安。天気が悪いらしいので、売上は残念でもバタバタするよりよいのかも、と予想する。

ドキュメント72時間」携帯ショップ回を見ながら夕飯(ホットプレートで鉄板ナポリタン)。やっぱり72時間は地方回のほうが面白い気がするなあ。最近特にまた強く思っている、ライフ・ヒストリーの面白さ。重さ。何か広がっていくような感じについて、また少し考える。

夜、ようやくSNSで「美殿町本通り」の告知する。チラシ配布スタートが古本屋講座最終回だったこともあり、すっかりタイミングを見失ってしまっていた。いよいよまた始まったのだなあ。プレッシャーを感じすぎないように、がんばりすぎないように、楽しみながら、がんばろう。(言い聞かせる)