日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

9月3日(土)

疲れた、疲れた、頭が重い、だるい、とやたら口に出て、とにかく早く寝ようと夕飯は早めに食べたのに、風呂にだらだら入ってしまい、気づけば夜更かししてしまっている。まあどうせなら日記書いてから寝よう。

 

せっかく昨日スタッフがせっせと準備してくれたというのに、どんより暗い空と暑重い空気のなか、柳ヶ瀬のイベントもさほど集客している感じがなく、店の外に並べたアサヒビールの旧ロゴグラスはちっとも売れなかった。暑い日に行った敦賀市、朽ち果てる寸前の御宅から救出したデッドストック。

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柳ヶ瀬のイベントで、飛騨・高根村のタカネコーンを売っているというので太閤堂に買ってきてもらう。1本400円、と聞きちょっとひるむも、めったに食べられないものなので2本買ってもらう。夜、皮を一重に残してレンジで5分チンする。普段食べているものより太くて粒が大きくて、甘さよりも食べ応えのすごさがガツンとくる。200円分だけ食べたら満腹で、明日の朝用に包む。

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もやもやすることがあり、ちらっとスタッフにふってみると、聞いた2人ともが、もやもやに賛同してくれる。今の世の中のメインストリームとしては、もやもやの方が正しかったり支持されたりお金になったりするのかもしれないけれど、それに乗れない我々のような者も世の中にはいていいんだよな、と、同調してくれるスタッフと話しながら安心したりする。と同時に、この楽しい気持ちで自信過剰になり、世に問うたり、他を否定したりしたりすることのないように、と自分を律する。小さな内輪のノリで我が物顔に振る舞ってしまうみっともなさには耐えられない。