日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

5月8日(月)

晴れて風が強い。なにかの花粉も勢いよく飛んでいるようで、目の周りだけでなく顔全体がとにかく痒い。荒れた指に水が触れて痒くて、朝から保冷剤で冷やしつつ出勤する。身体のあちこちが痒い。マスクをしていたいのに痒くてはずしたくもなる。

今日からレジが変わる。今日まで使ってきたレジは、2011年4月の開店に合わせて買ったレジ。震災で流通が麻痺するなか、在庫があって配送可能だった関西のショップをなんとか見つけて注文した、思い出のレジ。1日数回ぽちぽちと打って、売上が5,000円を超えたりしたら喜んでいたあの頃からずっとそばにいてくれたレジ。12年の歳月が過ぎ、いろいろなスタッフが、一日に何度も、打つようになったレジ。今まで支えてくれて、ほんとうにありがとう。

ヤマト運輸の柳ヶ瀬営業所が今月で廃止されてしまう。自転車で集荷してくれていたドライバーさんたちは散り散りになってしまうらしい。前の店の頃からも含め、顔見知りのドライバーさんも多く、梱包発送をしてくれているスタッフたちもショックを受けている。とくに気さくなドライバーさんとは、この辺りを歩いていて出会って挨拶したり、仕事と関係のない雑談をすることもあったので、ほんとうに寂しい。店の前の石畳をガタンガタンと音を立てて走る電動自転車の姿も見納めになるんだな。寂しい、寂しい。

レジのこと、ヤマトのこと。感傷的になりがちな日。

気持ちの元気さが弱いと、食べたいものがわからなくなる。週に一度だけコンビニで企画に乗ってもいい、と決めてみたので、今日はよこすか海軍カレーと迷った末に韓国フェアのプルコギ丼にする。が、さほど美味しいわけではなかった。春雨部分が多くて食べづらく、コンビニっぽい米の風味がいまひとつ。TVer銀シャリジャルジャルの旅特番を観ながら食べたが、番組としての面白さもいまひとつ。

初めてのレジ締めに手間取り、釣り銭の準備などこの機会にリニューアルさせたいことも多いため、なんだか混乱してしまう。

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