日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

2月1日(水)

抜け殻の休日。なるべくだらだらする。

目が覚めたら、この日のためにとってあるサンドリとダイアンTOKYO STYLEを手始めに、あれこれ聴く。

太閤堂が見つけてくる本関係のYouTubeなどを見ながら昼ごはん。古い粉が眠っていたので、シーフードミックスとちくわを刻んで入れたお好み焼き。揚羽堂さんの古本屋紹介YouTubeがもう更新されないのが寂しい。

夜、太閤堂がパソコンでなにかやりだしてテレビが空いたので、Amazonプライムビデオで「ペギー・グッゲンハイム アートに恋した大富豪」見る。彼女が開いたギャラリーのポスター?がお洒落でものすごく真似したい。さまざまなアーティストたちの肉声が聞けるのも楽しい。その描かれ方、特に性に関するあれこれの感じは受け止め方が難しいなあと思ってしまったが、戦時下そしてヒトラー政権下での現代アートとアーティストたちについて知ることができたのは興味深かった。

山田五郎YouTubeを見ていても時おり登場する「巨万の富をもつ富豪」というバックボーンというのは、いったいどんなもんなんだ、と最近はよく思う。一生使い続けても無くならないくらいの財産。そんなのがある前提で生きていくというのはどんな気分なのか。たとえば美殿町商店街の空き店舗をすべて買って本屋街にしちゃうとかもできるってことか。すごいなあ。いいなあ。