日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

5月13日(水)

土曜の夜、風呂場を出るとき足を滑らせ盛大に転んでしまった。入り口の柱に左目の上をぶつけ、前向きに倒れた。幸い、切ったり折ったりはせずに済んだが、とにかくあちこちが痛い。文字どおりの目の上のたんこぶには柱の筋が赤く走り、変な姿勢を受け止めた右手には斑点状に紫の痣ができ気色悪い。首やら足やらどこかしら痛いので動くのがしんどくて、日曜月曜と、夜はすぐにバッタリ眠ってしまっていた(悪夢は見る)。そのせいですっかり日記も疎かになってしまった。

昨日、正文館書店知立八ツ田店さんへ追加の本(折りコンテナとバナナ箱で10箱くらい)を持ち込むことができた。その、散々な感じの身体での準備はなかなかしんどかったが、行ってみると、そもそも準備不足で本が足りていなかったこともあり、みっともない棚になっていたので、なんとか行くことができてほっとした。前回の搬入から10日して訪れた正文館書店は、店内の目立つところに置かれた本が入れ替わっていて、重たい日々を送る自分たちとは関係なく淡々と時が流れていることを感じた。

明日からまた、徒然舎の一週間が始まる。ついに、再開に向けた動きを、具体的に本格的に進めなければならなくなった。正直なところ、ようやく馴染んできたこの生活リズムをまた変えて、またさまざまな試行錯誤をしながら、精神をすり減らしながら店を営業していくということには、不安やストレスを感じざるを得ない。でも、もちろん、がんばるしかない。

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パーコレーターを買った。ミルで粗挽きしたコーヒー豆を入れて沸かす。キャンプ場で使える日はいつになるのかな