開店すぐに買取のお持ち込み。査定してお支払いし、事務に戻ると、また買取のお持ち込み。それを繰り返すうちに夕方になっていた。
年末年始に整理された本を、比較的暖かかった今日お持ちくださっているのだろうか。
卸問屋を持たない古本屋は、基本的には、お客様からの買取で、すべての棚を埋めている。買取あってこその商売なので、量や内容はさまざまでも、とにかく買取が多いことは嬉しい。(ちなみに、業者同士が本を持ち寄る「交換会」で、競りにより本を仕入れることはできる。)
夕方に少しだけ、イベント準備と倉庫整理の続き。底冷えする倉庫で、芯まで冷やされた本を触っていると、体温がぐんぐん吸い取られていく。古いミニカイロはあっという間に冷え固まった。
最近は18時過ぎからもお客様が多くて嬉しい。といって20時まで営業する必要はないのだろうなあ(5年前は営業時間が12時〜20時だった)。
閉店後、正月飾りを外して伊奈波神社へ。 17日の左義長に向け、うずたかく積まれた山が今年も圧巻。善意を信じて、夜でも無造作に開放されているのを見るのが好きだ。