日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

5月14日(日)

悔しい雨の日曜日。暗いし寒いし、まちの人影は少なく、スタッフもひとり有休で、なんとなく寂しい雰囲気が店もバックヤードも覆う一日だった。こんな日は大人しく、なるべく穏やかに過ごすに限る。スタッフへの面倒な連絡事項や、指導したいことなども、また晴れた日に話すことにする。

心身の調子的にも悪くなるターンの半月に入ってきていて、ともすると気が塞いだり悲観的になったり苛立ったりしてしまう。これは時期的なものだ、年齢的なものだ、自律神経とホルモンバランスがそうさせてるだけなんだ、と、とにかく客観的になるよう自分に言い聞かし続ける。

なんだか元気が出ない自分を励ますため、なにかいいものを食べようと思うものの、決断力も低下していて思いつかない。ひとまず外に出てみたら肌寒く、そうだ、家に帰ろう、と思う。スーパーで袋ラーメンを買い、家の小さな両手アルミ鍋で作る。TVerで、ユースケとかたまりが初参戦の「IPPONグランプリ」を見ながら、昼食。悔しいけどバカリズムはさすがだ。家を出るとき、薄手のカーディガンをパーカーに替える。

じんわりとご来店くださるお客様たちをありがたく思いながら、倉庫へ。昨日に続いてBOOKDAYとやまの準備。イベント出店から戻ったままのバナナ箱も改めながら、商品を準備していく。去年の夏や秋に、東京や神戸や名古屋で出店した際の本たちも見つかる。思えばコロナ中から去年まで、ほんとうにいろいろなところで出店してきたよなあ。まちの人出は少なかったけれど、宿は安く、高速は空いていた。時折、あのダウナーな世界が懐かしく思い出される。イキってつるんで飲んで騒いで、ていうのが正義ではない世界。

f:id:tsurezuresha-diary:20230515004115j:image紅ほっぺ、いちごジュースみたいな味がして美味しい

  • 今日観たもの…家ついて行っていいですか(途中から。元妻の借金3,000万を完済した75歳のトラック運転手さんの言葉が素晴らしすぎて胸が詰まった。一人暮らしの部屋が片付いていたのも)
  • 今日聴いたもの…サンドイッチマン ザ・サタデー(朝聴くラジオを求めて)、ハライチのターン(半分)