日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

2月21日(火)

やっと一つの山を越えた感じ。楽しいこと、大変なこと、平常と違うこと、慌ただしいこと、とにかくいつもより刺激の強い日々が続いて、一日を終え翌日を迎えるだけで精一杯だったので、日記の言葉に向き合う余裕がないまま布団に潜る夜が続いた。

いつもの時間に目が覚め、スタッフに始業の挨拶を返して、でもなにをする気も起きず、ひとまずもう一度目を閉じた。

昼過ぎになんとか起き出すことにして、菓子パンを齧り、明太子トーストも作り、ワンドリップコーヒーを4分間お湯につけておくという淹れ方を試し、カップスープも作り、できた順に食べた。取り留めなく食べてしまって、疲れてるんだなあと思った。

試してみなよ、と太閤堂がレンタルしてくれたAirPodsを耳に挿して、ノイズキャンセリングモードにしてみる。ファンヒーターの音がぴたっと止み、きっちり無音になる。radikoを聴いてみると、スタジオの広がりが感じられて不思議。CMまで音質がよくて不思議。

結局無音に戻して、夏葉社さんサイトで連載いただいている原稿、今月分を読みはじめる。すこしセンシティブなことにも触れてありますので、とメールをいただいていたので、そうかあの時期のことか、と思い、するとやはり向き合うには、えいや!という勢いが必要で、だいぶお待たせしてしまった。一度向き合ってみれば、さほどしんどい気持ちになることはなく、恐る恐る、古本屋という最後の選択肢に一歩を踏み出した頃のことを思い出し、しみじみとした。それにしても、よくぞ遥々ここまできたものだ。

少し持ち上がった気持ちの勢いで、Instagramにトロンチさんのイベント告知と求人記事をアップ。求人の広告もスタートした。募集のたびに応募の反応が鈍くなっている気がして胸が痛かったが、社労士さんからもそんな話を聞き、うちばかりではないのかなと気休めになった。なんとか、良い方に出会えますように。

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少しずつ振り返りながら、日記の日付を埋めていけたらなあと思う。

 

  • 今日聴いたもの…ハライチのターン(スポンサー企画は、いつも今ひとつに思ってしまう。必要なのはわかる。わたしはやっぱり肩の力を抜いて聞けるフリートークが好き)