日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

9月11日(日) 十六夜

いつもより1時間早く起きて、30分早く動き出してみた。できるだけ長く寝ていたいけれど、どうせ何度も目が覚めてしまうようになってしまっているし、だったら起きても一緒じゃない、と思えたら得だなと。

炊飯器のご飯が1人分しかなかったので、パックご飯を追加してチャーハン弁当にする。賞味期限のかまぼこと卵とネギと桃屋の刻みしょうが入り。冷凍ブロッコリーを焼いて、横でソーセージも焼く。紅生姜添え。

今日はアルバイトさんが1人もいない日。社員3人と我々でまわすこんな日も最近はちょくちょくあるけれど、最低限なんとかはなる。今日は柳ヶ瀬でイベントもなく、ゆったりめのスタート。日差しは弱まり傾いているのに、気温だけは34度なんて、自律神経の調子がさらに乱される。

それにしても最近は買取が少ない。カレンダーをみると、確かに例年、9月末頃から出張買取も立て込んでくるのだったけれど、イベントなど売り先が多くなっているぶん、本がとにかく必要で。はやく暑さよ収まっておくれ、皆さんが本を整理する気持ちになるような天候になっておくれ、と祈る。

明日の大阪の市場に行くかどうか、最後まで悩んでいたけれど、どうにも太閤堂が疲れている風なので断念する。わたしも東京旅行の疲れがいまひとつ抜けていないけれど、運転手である彼はまたそれ以上のような感じがある。認めないけれど。

夕方、お客様も一段落したので、川島へアイスを買いに行く。この夏、何度も買いたいと思いながら、気づいたら営業終了だったり定休日だったりで逃してきていた。滑り込みで夏の間に味わえてよかった。本を運ぶコンテナを持参して5個持ち帰る。ストロベリーと桃が売り切れだったのはとても残念だったけれど、ヘーゼルナッツは上品に甘く美味。「これは贅沢です、ごちそうさまです」と、スタッフaさんがいつになく喜んでくれて嬉しい。

夜は、秋鮭のちゃんちゃん焼き風ホイル蒸し(フライパン汚れないし油なしだし良いこと多し)と、焼き厚揚げ。炊きたての白ごはんがしみじみ美味しくて、なんだか秋だなあと思った。

月を見ろ見ろしつこいので、部屋から月を見た。ぴんときてなかったようだけど、十六夜だね十六夜だねと言いつつ眺めた。

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