日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

10月16日(日)

玄関を出たら、あれっ、空気が生暖かい。湿度もあって、秋らしくない空気の肌触り。少し動くだけで汗ばんできて、長袖シャツの身にはちょっと嫌な感じ。開店してお客さまが増えてくると、さらに店内の空気がもったりとしてきたように感じ、迷ったけれど、いちおう冷房を入れる。

昨日の会場が結構賑やかだったそうで、一日中ぽらんくんとお喋りして声を涸らした太閤堂はしかし、朝一番から「腰を下ろしちゃう前に、やりますよ!」とスタッフに声をかけられ作業部屋の片付けへ。お疲れでしょうから、と、許してくれる他のスタッフにはない彼女の厳しさのおかげで徒然舎はやれていけてるよ、ありがたいよ、と、嫌味とかではなく心底思っているようで、何度も話しにくる。市場出品本を縛ったり、イベント用の本を倉庫に運んだりして、昼過ぎまでかかって作業部屋の容積を半分くらいまで減らしてくれた。

開店後は、昨日に続きマンガセットのリストチェック。イベントに持っていくものと、店で売るもの、特売するものとを仕分けていく。店はだんだんわいわいとしてくる。柳ヶ瀬では恒例のサンビルが開催されているが、美殿町商店街でも飲食店の方々が音楽と飲食のイベントを初開催されている。商店街に響き渡る、クラブミュージック、宇多田ヒカル、DJのご挨拶、からの広瀬香美。うっすら聞きながら、作業部屋で値付け。

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スタッフレコメンドコーナーで今回一番高額な中村桃子の作品集が売れた、と速報。それも、推薦者のスタッフがレジを打ったらしい。若い彼女が、とてもいいと思うので、と推薦してくれただけあって、手にとられることが多かったこの本。どんな人に売れたのか、聞きそびれてしまったので明日聞こう。ちなみにスタッフレコメンドから売れた第一号は、わたしのおすすめ「難しい本を読むためには」だった!今日、せっせとポップを書いてよかった。わたしだけでなくスタッフみんなに思い入れのあるコーナーなので、反響のひとつひとつがとても嬉しい。

レジを締めたら久しぶりにちょっと手応えのある売上だった。やっぱり店舗周辺のイベント効果は大きい。いろいろなことがあるとは思うけれど、続けてもらっているのはありがたいこと。そして来月は「美殿町本通り」だ。自然といろいろなことを考え過ぎて苦しくなってしまうけれど、とにかく自分たちが楽しく、なるべく周りに迷惑はかけないように、と唱えながら、なんとかやりきりたい。