日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

西武池袋の日々 8月13日(日)

今夜未明が出発だと思うと、なんとなく落ち着かず、仕事は手につかない。不在中のためにやっておいたほうがいいことをやろうと思うも、ふわふわしていて思いつかない。積み込みも終わって、あとはもう現地で頑張るだけだ。

ひとまず「かき氷店」のメニュー表を作り、17時に開店。みんなに振る舞う。古本まつりの出店が終わって一息ついたらすぐ9月になる。真夏のピークはもうすぐだろう。かき氷もいつまで作れるかなあ、と、なんとなく寂しく思う。

接近してきている台風のせいか、雨も降り出す。終業後、明日用の釣り銭等々を準備し、18時閉店となる旨の張り紙を書いてから帰宅。

旅の荷造りはほんとうに苦手だ。なにか決定的な忘れ物をしてるんじゃないか、と、つい思ってしまい、異国の無人島に行くわけでなし、と、そのたび自分に言い聞かせる。対策として今回は、メモ帳に、日付と、着る服の組み合わせをメモして、それに合わせて服と下着と靴下、手ぬぐいはたくさん、詰めていく。今回の旅程は4泊、2日挟んで3泊。わたしにとってはなかなかの〝長旅〟だ。久々に引っ張り出してきたトランクは、二人分の旅支度で満載になり、キャラバンの最後の隙間にそれを埋め込んで、深夜1時すぎに出発。

f:id:tsurezuresha-diary:20230831214022j:image