日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

2月9日(水)

空気清浄機の、生乾きタオルのようなにおいが酷くなってきたので、たまらず分解してみたら、見事にカエルの卵のようなどぅるりとしたものが残り水に浮いていて声が出た。水で流して少しこすったら結構あっけなくきれいになって、こんなことすらさぼってたのか、と反省しつつ、なぜだかわからないけれど、久しぶりに日記を書こうかなあと思っていた。

休み時間、休みの日に何をしたらいいのかわからない。旅に出る、キャンプする、温泉につかる、買い物にいく、美味いもの食べにいく、などと思いついては、すべてコロナで却下する。なんとかして安全そうな方法を探していってみるか、なんていう気力も湧かない。しかたないので布団にくるまる。そのうち寝てしまい、気づいたら外が暗い。パジャマからパジャマに着替えて、寝る。そんな休日が続く。

種類を問わずポジティブなものへの抵抗感がここのところ(この冬)強くて、前向きなコンテンツに触れるのが無理だ。「ドキュメント72時間」「家、ついて行ってイイですか?」なんてのをボーッと見ながら、隣の芝生の色味を調整したりする。

最近は、保護猫シェルターのライブ配信ばかり見ている。訳あって集まったたくさんの猫たちと、そこに関わる人たちの姿は、かわいくて静かで生々しいドキュメントとして、見飽きない。

(載せるような写真もない)