日記を書き始めると眠気に襲われて勝てなくなる。まだなんとなく病み上がりの体調。出勤前、久々にプラセンタを打つ。先日の発熱のときも対応してくれた、いつもの看護師さんに「風邪治った?大丈夫?」と声をかけてもらう。1回500円の注射で、かかりつけ病院という安心を手に入れているなと感じる。
朝礼のあと、文庫を店に出してから、スタッフの面談。出張買取でたまってきた小引出し類を、作業場から運んで店内に並べる(外に出す予定だったが風が強すぎて断念)。かなり安くしたこともあり、半分くらいは売れたので嬉しい。
昼過ぎから夕方まで倉庫で作業。本の捜索をしながら、来月のイベント出店準備。3階のオープン以降、毎日店番に入る時間ができたので、作業場でのイベント準備や倉庫作業がこれまでのようにできないのがもどかしい。けれど3階もまだまだ改善点を見出していく段階なので、店番に入りつつ手を入れていきたい。帳簿処理やSNS告知、商品の値付けも、3階の分が単純に増えた。 前向きで喜ばしいことなのだけど、ペースを掴み習慣化されるまでは、わたしだけでなくスタッフ一同みんなストレスが溜まる日々が続きそう。
夕方から3階の店番。どんどん暗くなり、とにかく寒い日にも関わらず、3階まできてくださるお客様も多くてありがたい。店内のお客様の気配を感じながら…自分が思うベストを尽くした店に、きちんとお客様が来てくださるというのは、なんて奇跡的なことなんだろう、と思ってしまっていた。「自分が考え得る最善の店」とするべく、すべての店主は努力しているはずだけれど、不本意にも店を閉めざるを得ない人はたくさんいるのだから。これからも驕らず、真摯に学び続けて、視野を狭くしないで、精進していかなくてはいけない。
営業終了間際、同じ美殿町に事務所を構えるデザイナーNさんが来てくださる。以前からずっと、本当の意味で応援してくださる貴重なご近所さん。「僕のための店ですねえ」の言葉が沁みる。
- ダイアンのTOKYO STYLE、山口一郎YouTube配信