日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

8月30日(金)

なにかしら不調気味の日々が続く。体調が良さげな日も、考えたり決めたりやらなければならないことがずっとあり、心がギュッとなりどことなく休まらない。日記も、書いても書いてもアップする前に寝てしまう。眠りに導く薬のおかげなのだとしたら素直に従うのが身のためと思い受け入れてしまっている。

朝ミーティングのち朝礼。接近する台風への対応をどうするか、天気予報を何社も見て、労務情報サイトもいくつも見て、悩み続ける。太閤堂とも意見が合わない。社労士にも、急ぎでお願いしたいです、と相談メールを送る。

気持ちを落ち着けたくて、カウンター前のセットものと文庫を棚に差す。イベントに頭がいっていたせいですっかり本が溜まってしまっている。いつもよりは集中できず、あまり心持ちは変わらない。

山口一郎さんが早朝に投稿したInstagramを読む。響く。切なく悲しく苦しくもなる。けれど、嫌なこと呆れること心が離れてしまうようなことは書かれていなくて安堵する。Yahooニュースになっているのも目につき、コメントを初めて書く。

食欲もあまり感じないままコンビニで買った梅おにぎり、ゆで卵、フリーズドライの野菜スープで昼。

15時をまわり、また天気予報を各所見て、心を決めて、「明日はひとまず通常営業にします」と一斉メールする。

お世話になっている工務店Bさんが来られ、3階の件の打ち合わせ。なかなか決めきれず停滞し続けていた部分が、Bさんにいただいた提案でやっと光が見える。美殿町に移転して今年で10年。右も左もわからずあたふたして、たくさんの失敗をして、勉強代もしっかり払ってきたけれど、少しずつ人と関わり、分かり合い、信頼を築いてきたことに救われることも多くなってきた。年月ってすごいんだな、歳をとることは悲しいことばかりじゃなくて意味のあることなんだな、と思わずにはいられない。

打合せが終わったらもう閉店まで1時間半。コーヒーを飲みだすと店頭買取のお持込。芥川龍之介の復刻版。すぐに値付けの段取りをする。閉店時刻まで新入荷ワゴンを棚に入れる。

閉店後、新入荷ワゴンの続き。ワゴンに入れきれない本が溢れ始めている。がんばらないと。

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夕方に届いたサカナクションのファンクラブ動画更新のお知らせ、ぴあアリーナMM2日分27分は、夜にイヤホンでしっかり見た。この時間この場所にいたんだよなあ、と思い出したり、いろいろなことを考えたりして、胸がいっぱいになってしまった。

山口一郎さんが、今日は元気がないんだよ、しんどいんだよ、と、ローテンションの小声で、あまり笑いもせず配信してくれたらいいのにな、と思ったとき、じゃあ自分も日記を、推敲もしていない書きかけの日記をアップしろよ、と気づいた。

 

  • 今日聴いたもの…有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER(先週分を昨日聞き、昨夜から今週分を聞き始めたけれど、アシスタントが不甲斐ないというコメントをたくさん見てしまったせいで笑えなくなってきてしまい、聞くのを途中でやめてしまった)、空気階段の踊り場アフタートーク(水ダウ終了デマ拡散の裏側、もぐらは2度も聞いたのに誰にも言ってないんだ)、アンガールズのジャンピン

ナイロンの糸

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