日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2月27日(土) コロナと在るまち

やり残していたお金のことを思い出して、朝礼のあと慌てて郵便局と銀行へ。土曜は12時半で郵便局のATMが閉まる。 店のすぐそばにできたマンションは、木を植えたり側道の整備をしたりしていて、そろそろ完成らしい。造っているうちに、世界はコロナになって…

2月26日(金) モスキートンはもう聞こえない

開店からすぐ、新スペースの工事前の計測など打合せ。ついに、動き出す。特に金額的に、初めてのことばかりで、ふと我に返ると怖くなってくるが、お任せしているのが信頼できる方ばかりなので、大丈夫だと思える。 午後からは、月に一度の税理士さんの監査。…

2月25日(木) 春の便り

昨日の人間ドックで飲んだ胃カメラの違和感が、まだなんとなく喉に残っている気がして、口いっぱいの飲み物をゴクリと飲んだりしてしまう。でももしかしたら、花粉のせいかもしれない。 毎月25日を過ぎると各種支払いなどでバタバタし始めるのだけれど、今月…

2月21日(日) 春に近づく

予報通り、ぐんぐん気温は上がり、予想通り、花粉はどかんと放出されたようだ。朝から顔面が痒くてたまらない。マスクと擦れて痛痒い。ざぶざぶ洗ってしまいたい。 朝礼のあと、100均用の文庫の仕分け。150冊くらい入る箱で200箱近く買わせていただき、去年…

2月18日(木) 連勤、胃腸が壊れる

火曜水曜と、ちゃんと休めないまま、徒然舎的な週初めである木曜を迎えたこともあって、今ひとつ気合が入らない。そしてとにかく雪がすごい。こんなにしっかり降って積もるなんて思っていなかった。身体も芯まで冷える。 火曜は名古屋で月に一度の、運営を担…

2月15日(月) 6万円もらって眠りたい日もある

土曜の夜、東北地方での強い地震をテレビで見ていた後からちょっと元気が出ない。ちょうど気圧もぐっと下がっているようなので、それも影響しているとは思う。それにしても、身体と心の芯に力が入らない感じで、お客様やスタッフの何気ない一言や仕草がドス…

2月13日(土) 「忙しい」古本屋

暖かさに誘われ、入れ替わり立ち替わりご来店くださるお客様の波。とにかく嬉しい。胸がいっぱいになる。けれどその一方で、レジを打ちながら、心の端で、早く本を値付けしないと!棚に並べないと!という焦りがどんどん膨らんでいく。 レジを打ち、紙袋に詰…

2月12日(金) 「今日もコロナか」

寒さが緩んできていることははっきりしているけれど、曇天は憂鬱だ。持ち上がりきらない気持ちのまま、市役所に歩いていく。今日で3度目だけれど、また書類の出し直しになる。ささやかな金額とはいえ、もらえる補助金はもらいたい。でもそのせいで、この日…

2月11日(木) 本が「生きている」棚

朝、テレビ番組の様子がおかしいので気づいた太閤堂に言われるまで、今日が祝日だということをすっかり失念していた。町の遠くに音楽が聞こえる。そうか、紀元節。(古本屋になって戦前戦中の本を自然に手に取るようになってから、そんな言葉も非日常でなく…

2月4日(木) 「文学のためにできること」

つい先日、偶然当店に通販の注文をしてくださった、大学時代の先輩から再度注文をいただく。 華やかでもなく真面目でもなく清貧だったわけでもない学生生活だったけれど、振り返ると一番学生らしいバカな思い出を一緒につくれた仲間たちと共に時間を過ごした…