日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

1月22日(金) 本の顔

火曜日が市場だったため定休日と合わせて2日分溜まってしまった発送やら事務やらに追われるうち、昨日は終わった。スタッフも皆それぞれにバタバタしていたけれど、通販商品の発送を終え、頬を紅潮させながらお菓子を食べてひと休みしているスタッフたちは…

1月18日(月) 苦しい心の片隅に

昨日は、体調不良の影がちらつき、とにかく怖くなって早々に床に就いた。がんばれ免疫力。祈るような気持ちで眠り、起きる。よかった、元気だ。 定休日前の月曜は、特にスタッフが忙しい。開店から昼下がりまで、わたしが店番に入る。 先日に続き今日も本を…

1月16日(土) でも補助金は清く使われるべき

目と目の周りの痒み、目の周りの荒れと腫れがどうにもならなくなって、朝から眼科へ行く。先日行った皮膚科兼内科の「最前線」ぶりを目にしてから、アレルギーごときで病院にかかっては申し訳ないような気持ちで、じっとしていたのだけれど、そうだ眼科なら…

1月15日(金)

店の営業時間を17時までに短縮する、というのは、わたしにとってはある程度思い切った決断だったのだけれど、世の中はこうしたお知らせにもう慣れているからか、良くも悪くも反応はあまりなく、淡々と短縮営業の二日間は終わった。 気温が10度以上であること…

1月13日(水) 今を最善にするしかない

もちろんわかってはいたことだし取り乱しはしないけれど、ねえ、と思いながら、市長の防災無線を今日も聞く。外国人向けの部分が、前よりゆっくりと聞き取りやすく話されていた。 店にいったん寄ってショップカードと買取案内チラシを持ち、知立へ向かう。 …

1月10日(日) 瞼の上では春

今週に入り、いきなりやってきた。 花粉。 鼻は少しぐずぐずするくらいなのだが、今回はとにかく目にくる。痒くて、涙が出て、目の周りがかぶれる。目薬をさすと目の痒みは収まるものの、目薬で濡れると肌のかぶれはますますひどくなる。 寝ている間に無意識…

1月9日(土) 「ご来店お待ちしています」

出かけようと思ったら防災無線が始まり、「外出自粛を徹底してください」と市長の声。しかたないけれど、理解してはいるけれど、今から「ご来店お待ちしています」とツイートしていいのかな、と、心が絡まりながら出勤。外国語での防災無線が続いている。 朝…

1月8日(金) また追い駆けられている

気づいたらもう金曜だ。年末にリセットし、リスタートさせたつもりだった仕事のリズムがまた元通りになってきている。追い駆けられるんじゃなく、追い駆けたいのに。 今日は朝礼のあと、月例ミーティング。昨年末に、1年分まとめての振り返りミーティングを…

1月2日(土) 中東でもアグレッシブに生きられるか

いきなり連れてこられたのは乾いた中東の都市で、言葉もわからず、とにかくきな臭いこの街でこれから生きていくには、いったいどうすればいいというのか。 立ち尽くして辺りを見回すばかりで、一歩をなかなか踏み出せない。 今朝はこんな夢で目覚めたので、…

1月1日(金) 牛は平凡な大地を歩く

高村光太郎「牛」より 牛はのろのろと歩く牛は野でも山でも道でも川でも自分の行きたいところへはまっすぐに行く牛はただでは飛ばない、ただでは躍らないがちり、がちりと牛は砂を堀り土を掘り石をはねとばしやっぱり牛はのろのろと歩く牛は急ぐ事をしない牛…