日日古本屋

岐阜の古書店・徒然舎店主の日乗です

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

7月27日(月) 複雑化する第二波の世界で

「最近の若者は本を読まないからな!」 ーー「いえいえ、そうでもないですよ」 「本屋とか古本屋なんて商売は、もうやっていけんだろう!」 ーー「いや、うちは潰れませんよ」 頭ごなしに断定的に言われやすいこのふたつの発言。よほど身の危険を感じるお客…

7月9日(木) コロナメ

ここ数日の日記も少しずつ書き溜めてあったのだけれど、今日はもうそれを書き上げられそうにない。だいぶ疲れてしまった。 コロナとの先の見えない闘い。とはわかってはいたものの、店舗休業をなんとか共に乗りきってくれた戦友であるところのスタッフさんた…

7月7日(火) 古本屋はしぶとく生きる

濁流と化した木曽川を越え、名古屋古書会館での業者市へ。われわれ千中会主催の市場はひと月ぶり。今回も受付で手指消毒して検温をする。おでこを出して、36.6度。 降り続く雨にもかかわらず換気を重視しなければならない市場の湿度はものすごく、あらゆる本…

7月3日(金) tさん

薄暗いし雨が降りそうだし、朝からぼんやりしょんぼり。太閤堂は出張買取に出かけたため徒歩で出勤。とぼとぼと歩く。仕事が始まっても元気が出ず、ひとまず払込や記帳をしに郵便局へ。帰りに寄ったドラッグストアでバファリンと、コロナ後に初めて見た超立…

7月2日(木) ハローワークの三階

レジ袋有料化の初日。そうか今日からでしたか!と驚かれる方や、エコバッグ作ってくださいよと提案してくださる方や、気にせず5円で袋を買われる方など、反応はそれぞれながら大きなトラブルはなく過ぎた。 ただ、いつも均一本だけをたくさん買ってくださる…

7月1日(水) 12年目が始まる

古書鎌田さんが今日で開業10周年、というツイートを見てふと思い出したが、わたしも7月1日付けで開業届を出していたのだった。ということは今日で開業11周年なのだな。 あまりにも激動の日々だったし、とにかく一日一日を生きてきたので、節目がきても、いつ…